MkDocsでmainブランチを利用する

昨今、技術界隈でもポリコレが重要視されている気がする世の中です. GitHubのデフォルトブランチがmainブランチに変更されていますが、MkDocsではmasterブランチがデフォルトのままです. この場合、生成されたHTMLの編集リンクはmasterブランチが参照されるため、GitHubで管理されている場合は404ページが表示されてしまいます.

そこで今回は、MkDocsでmainブランチの編集画面を開く設定を書いておきます.

TL; DR

  • mkdocs.ymlにedit_uri: edit/main/docs/ を追記する

mainブランチの編集画面を開く

公式ドキュメントのedit_uriが今回利用する設定になります. 他の設定値よりも色々と書かれていますが、GitHubで管理しているリポジトリがmainブランチという前提で話を勧めているのため、

f:id:corrupt952:20210226054427p:plain

の部分を参考にしてedit_uriを追記します.

On GitHub and GitLab, the default "edit" path (edit/master/docs/) opens the page in the online editor.

GitHubとGitLabは、edit_uriedit/master/docs/がデフォルトで設定されるということが分かります. というわけで、値のmaster部分をmainに変更して値をmkdocs.ymlに追記すればOKです.

以下がその例です.

site_name: In Docs - MkDocs Prj Templates
repo_url: https://github.com/corrupt952/mkdocs-prj-templates
# これを追記
edit_uri: edit/main/docs/