入社してから今までを振り返って

私は、今の会社に2014年4月に新卒入社しました.
2016年春頃(3年目になる直前ぐらいかな)に、大規模案件の開発リーダーをやることになりました.
そして、2017年2月~3月末の約2ヶ月間、休職することになりました.
今は復職し、小規模なチームの開発リーダーをやっています.
それらを振り返ってみようと思います.

入社1年目 2014/04~2015/03

ほぼほぼ記憶がないです.
ただただがむしゃらに技術書を読み漁り、プライベートでも休憩中だろうと、ひたすらコードを書いていました.
それだけは覚えています.

入社2年目 2015/04~2016/03

この歳は、良くも悪くも覚えています.
当時付き合ってた方と別れ、その後ドイツから同年代のインターンシップ生が来て友人になり、年度末には開発リーダーになりました.

その方には迷惑をかけてしまいましたが、ここでは詳細には触れません.

ドイツからきたインターンシップ生は、ほぼ同年代だったので、一緒に帰ってMac行ったり、ダベったりしてました.
当時、恋人いなかったので、そのことにちょいちょいつつかれたの覚えてるからな!
彼とは頻繁ではないですが、未だにメールする仲です.
年賀状送り忘れて本当にごめん.

開発リーダーに抜擢されたという表現は合ってないと思います.
そのため、敢えて「なりました」という表現にしました.
人手不足の兆候だったと捉えるべきでした.
開発リーダーになれたことに誇りに思いますし、選んでくれた人達には感謝しています.
ただ、最初の案件としては俺には大きすぎたのかもしれません.

入社3年目 2016/04~2017/01

開発リーダーをやっていた期間ですね.
この期間も余り覚えてないですが、補助してくれた先輩や、間に入ってくれた先輩たちのおかげもあって、余り負担がなかったように思っていました.
この時期もがむしゃらに自分の出来ることを、ひたすらやっていただけです.
そのがむしゃらが良くなかったのかもしれません.
2年目で恋人と別れてしまって、ちょっとした自暴自棄になっていたのかもしれません.
自分の身を大切にしないような行動ばかりしていました.
ただただ負担をかけて、自分を追い込んで.

それが結果として自律神経失調症となって、休職するきっかけになったのは言うまでもないです.
当時の関係者の方々には謝っても謝りきれないです.

この案件が具体的に何かとはいえないですが、これを読んでる方の中でも、そのサービスを利用している方達がいるぐらいメジャーだとは思います.
ただ規模が大きかったため、私が考えたアーキテクチャでは全く歯がたたなかったのは覚えています.
当時、どうすべきだったのか、どういうアーキテクチャを選択すべきだったのか、今も考えていますが、答えは出ていません.
恐らく答えなんてものはないのだと思います.
だとしても、それを解決することが自分にとって、良い方向になると信じています.

結果としてサービスを一般公開するまで、案件に参加出来なかったのは悔しい気持ちはあります.
案件の打ち上げにも呼ばれないぐらいに役に立てていなかったんだと現実を叩きつけられたから.

休職 2017/02~2017/03

この期間のことは、あんまり覚えてないです.
最初の1ヶ月は、常にネガティブで、食事をするやる気すらなかったです.
1日1食何か口にする程度で、しっかり食べれた記憶はないです.

やる気がなくなるって自分が体験するまでは分からないんですが、かなり想像を絶しています.
気持ちの問題とか、モチベーションを上げればとか思うかもしれませんが、今まで自分が好きだったものを食べたり、見たりしたところで何も感じないんです.
むしろつまらなく感じるのです.
無なんです. そして、ネガティブな思考になっているとタチが悪いです.

  1. ゴミ捨ていかなきゃ
  2. やる気が出ない
  3. モチベ上げようとするが上がらない
  4. やる気が出ない自分が嫌になる
  5. さらにやる気が無くなる」

ゴミ捨ての例ですが、これの繰り返しになります.
休職する前は、ポジティブよりの思考でこういう状態になっても何とかなると思っていたのですが、実際になってみると全く違うことが分かりました. 全くもって愚かです.

残りの1ヶ月は、ネガティブな思考も回復傾向にあったので、のんびりと休むことが出来ました.
鬱にならなかったのがせめてもの救いだったのかもしれません.

当時は支えてくれた方がいたので、本当に助かりました.
こういった方が居る居ないでは、大きく結果が違っていたと思います.
その方には今も支えていただいていますし、深く感謝しています.

入社4年目 2017/04~現在

復職して2,3ヶ月はゆっくりと過ごしていました.
その後は、小規模な案件の開発リーダーをやることになり、今に至ります.
弊社も例に漏れず人手不足なので、私一人でアーキテクチャ設計、インフラ、ほんの少しのウェブディレクション(本業の方に失礼)、PM補助、開発、コードレビューをしています.
それぞれの分野は、得意な方にレビューしてもらえているので、まだマシだと思います.
レビューしてくださる方や、チームメンバーには恵まれてる方だと思うので、感謝しています.
私自身、まだまだ未熟なので、責任投げられるとさすがに困りますけどね.

休職した後に変わったこと

休職した原因は、自律神経失調症という人によって症状が異なる病気です.
ちょっと下品な言葉が入りますが、「やる気が出ない」「体内時計が狂う」「下痢」が私の主な症状でした.
今もまだ回復はしていないです.
特に「体内時計」に関しては酷いもんです.
同僚や友人たちにタイムゾーンがずれてると言われています.
Twitter見てる人は分かるかもしれませんが、夜は交感神経がビンビンです. ここ最近の1番の悩みです.

やる気は徐々に回復傾向にあるので、本当に良かったです.
とはいっても、11月に入るまでは全く回復しなかったんですが.

これから

休職したことで、想定していたロードマップが大きく崩れました.
とはいえ、自分の出来る範囲の現実を叩きつけられた気もします.
自分の一人で出来る限界を知ることも出来ました.
一人で抱え込むのは良くない時が多いです.
私から誘うことは余りないですが、同僚や後輩関係なく愚痴ぐらいは聞いたり、飲み会ぐらいは大体いつでも行くので気軽に誘って下さい.

人生は後悔の連続だと、よくいったものです.
後悔は余りしないようにしていますが、「もしも自分が休職しなかったら」なんて考えることもありますが、休職しなかったら今の自分がいないわけですし、当時を振り返ることはあっっても、それを悔やむ価値も暇もないです.

働き方を考えて、効率を上げるような職場があれば、是非行きたいですね.