人を動かすを読んで

帰省中に読んだ本の中の1冊である「人を動かす」を読んだ感想です.

人を動かす 新装版

人を動かす 新装版

人を動かす

この本は、アメリカ出身のデール・カーネギー氏の著書です. 割りと有名な本だとは思いますが、今回は自分の行動を振り返るという意味で読み始めました.

  • 人を動かす三原則
  • 人に好かれる六原則
  • 人を説得する十二原則
  • 人を変える九原則

といったように、章立てされています.
内容については省きますが、要は「相手の立場になって考える」ということになります.
本の中では、著名な方や一般の人達の多くのエピソードが載っています.
その中で、「彼らは何故成功したのか」といった観点で本が進んでいきます.
「自分がこうされたら、嬉しいか?」と考えながら、読み進めていくとするすると、入ってくると思います.
実践しようとしても、中々難しいことがあります.
自分が育ってきた環境や、現在の性格などで、簡単に変えることはできませんし、忍耐が足りずにボロが出てしまうことでしょう.
だからこそ、今の自分に足りない人間的な部分の目標が出来ました.

人を動かせるか

それは無理だと思います.
本の序盤で出てくるエピソードで、人の心理は分からないということを書いています.
だから確実にできるとは言えないと思います.
また、ここに書かれているエピソードを元にして、悪用することもできるかもしれません.
この本では、そういった事を伝えたいのではなく、心の底から態度を変える必要があるということなのでしょう. そうすれば、見える世界も、周りの環境も変わります.と.

この本は、定期的に読み直して、日頃の自分の立ち振舞を改善していきたいです.